新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX35」が19日から開幕する。22日の仙台サンプラザホールでの仙台…
新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX35」が19日から開幕する。22日の仙台サンプラザホールでの仙台大会の開催を前に、棚橋弘至社長(48)が取材に応じた。
23年に社長に就任以降、選手と社長業二足のわらじを履いていたが、24年10月の両国大会で「棚橋のゴールを決めました!」と突然の選手引退宣言。来年1月4日の東京ドーム大会をゴールに定めた。カウントダウンが進む中で「じわじわきますね…。プロレスに関してやりきったという思いですが、もうひと頑張りして次の世代につなげていきたい」と走り続ける。
先月には、同団体に柔道の21年東京五輪男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(29)が入団し話題に。デビュー戦は棚橋氏の引退試合が行われる来年1月4日の予定で「同年代の選手が充実している中で、どんな化学反応が起きるのか楽しみ」と期待を寄せる。
「G1 CLIMAX35」は20人の選手が2ブロックに分かれリーグ戦を行い、各ブロックの上位3選手が準決勝、決勝トーナメントに進む。対戦カードは後日発表予定だが、棚橋社長も2年ぶりに参戦。「彼らにとって棚橋と戦う機会は最後になると思うので、選手たちにも戦ったという記憶と気持ちも含めて伝えていきたい」。熱いリングになること間違いなしだ。
「プロレス会場はファンとレスラーが見えないエネルギーを交換するパワースポット。是非お越しいただいて、エネルギーを浴びて明日も頑張ろうと思ってもらいたい」と来場を呼びかけた。今年の夏は新日本プロレスと、さらに暑い夏にしよう!
○…22日の「G1 CLIMAX仙台大会」に出場するボルチン・オレッグ(32)が5日、楽天モバイルパークでのイースタン楽天巨人戦でセレモニアルピッチを行った。宮城出身の田口隆祐(46)、YOH(37)とともに登場。豪快な? 暴投で野球ファンを沸かせた。「今日は楽しかった。大会では熱い試合、新しいモンスターを見せてやりたいと思います。会場で会いましょう」と話していた。