<新日本プロレス:足立区大会>◇4日◇東京武道館「G1クライマックス35」A、Bブロック出場者決定戦がそれぞれ行われ、A…
<新日本プロレス:足立区大会>◇4日◇東京武道館
「G1クライマックス35」A、Bブロック出場者決定戦がそれぞれ行われ、Aブロックは大岩陵平(26)、BブロックはYOSHI-HASHI(43)が本戦出場への切符を手にした。大岩は小島聡と対戦し、9分44秒、THE GRIP(スリーパーホールドからのローリングラリアット)で3カウントを奪った。
一方、YOSHI-HASHIはチェーズ・オーエンズとの決戦を12分2秒、カルマ(変形みちのくドライバー2)で制した。昨年はカラム・ニューマンに敗れて本戦に出場できなかったYOSHI-HASHIは試合後「ちょうど1年前の同じ日、東京武道館での試合後のコメントをもう1回、俺は見返したんだよ。そしたら、俺ははいつくばってたよ、その時。だから、今日は必ず俺は勝って堂々と立った状態で、このバックステージコメントに行こうと思ったんだよ」と説明。
続けて「去年負けた時、正直ちょっと絶望感にさいなまれてたけど、でも俺はその後、すぐ思ったんだ。G1の予選は、G1クライマックスが始まるまで予選だと。もしかしたら誰かしら欠員が出て、その時は俺がリザーブで出るんじゃないかと思って、気持ちを切らさずにずっといて。結局出られなかった。でもG1の最終日に(同じ大会で)俺はデビッド・フィンレーから勝ちを収めて、IWGPのGLOBALベルトに挑戦することができた」と振り返った。
それを踏まえて「今年のG1クライマックス、去年出られなかった分まで魂燃やそうと思いますよ。そして今年(G1本戦に)出られなかった石井(智宏)さん、タイチにしろ、G1クライマックスが始まるまでは予選だから。絶対気持ち切らさなかったら必ずワンチャン回ってくるんじゃないかなと思ってる。今回ダメだったとしても、その次、必ず回ってくると思ってます」と仲間にエールも送っていた。