全日本プロレスは3日、都内のホテルで7・17後楽園ホール大会で行う世界タッグ王者の宮原健斗、青柳優馬に「北斗軍」の大森…

 全日本プロレスは3日、都内のホテルで7・17後楽園ホール大会で行う世界タッグ王者の宮原健斗、青柳優馬に「北斗軍」の大森北斗、タロースが挑戦する選手権試合への記者会見を開催した。

 第100代王者の宮原、青柳優は、今月18日の後楽園大会でドラゴンゲートの菊田円、KAIを破り2度目の防衛を飾った。試合後に大森がタロースとのタッグで挑戦を表明し受諾していた。

 会見で大森は「北斗軍が本気でベルトを取りに来た」といきり立つと、身長213センチのタロースは「あっという間にタイトルを奪う」と予告した。

 迎え撃つ宮原は、3度目の防衛戦への不安要素として「タロースの攻略法が見つけられない」とうめいた。しかし、青柳優は「タロースの対策はできています」と明言。その作戦は「タロースに触れないことです。一切触れない。大森北斗、集中攻撃」と披露すると、大森は「俺のことなめてんのか!やってやるぞ!」と再びいきり立った。

 V2戦で青柳優は、負けたら「宮原の髪の毛をかける」と予告したが、今回は何かをかけるのか?と東京スポーツの記者に質問され「宮原健斗っていう名前をかけるのも一つの手。2度と宮原健斗を名乗れないっていう戦いにするのもあり」と宣言した。これに宮原は「やめろよ!記者の言動に乗るなよ」と猛抗議した。

 それでも青柳優は「名前をかけます」と宣言し「新たな名前は全日太郎君」と掲げ、負けたら「宮原健斗改名マッチ」にすることを勝手に決めていた。

 ◆7・17後楽園大会全対戦カード

 ▼世界タッグ選手権試合

王者組・宮原健斗、青柳優馬 vs 挑戦者組・大森北斗、タロース

 ▼ゼンニチJr.フェスティバル 2025 Aブロック公式戦30分1 本勝負

ライジング HAYATO vs 吉岡世起

 ▼同

井上凌 vs 佐藤光留

 ▼同Bブロック公式戦 30分1本勝負

田村男児 vs 阿部史典

 ▼同

青柳亮生 vs “ミスター斉藤”土井成樹

 ▼6人タッグマッチ

鈴木秀樹、真霜拳號、立花誠吾 VS 羆嵐、他花師、小藤将太

 ▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦 8人タッグマッチ

斉藤ジュン、斉藤レイ、MUSASHI、宮本裕向 VS 本田竜輝、デイビーボーイ・スミスJr.、芦野祥太郎、綾部蓮