「ロッテ6-4巨人」(24日、ZOZOマリンスタジアム) ロッテが逆転勝ちで巨人戦は2015年以来の3連勝。交流戦を1…

 「ロッテ6-4巨人」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが逆転勝ちで巨人戦は2015年以来の3連勝。交流戦を10勝8敗で終え、パ全球団勝ち越しとなった。

 吉井監督は「本当に若い選手たちがよく頑張ってくれたと思います」と総括した。1番藤原、2番・寺地、4番山本を固定し、池田、安田、西川ら若手選手を積極的に起用。今季苦しんだ打線もつながりを見せ始めた。投手陣も中森を守護神に抜てきし終盤の逃げ切りに成功した。

 「ようやくみんな自分の居場所みたいな感じでプレーできるようになってきたのかなという風に感じています」と手応えを明かし、「これも本当に経験だと思うんでね、この後、またパ・リーグの強いピッチャーと当たるので、はね返すぐらいのプレーを見せてほしいなと思います」と期待を込めた。

 リーグ戦再開に向けて、ある程度固定しつつある打線に関しては「固定したからというわけではないんですけども」と話し、「彼らに何をしてほしいかっていうのをずっと言ってるんですよね。それがわかってきたというか、自分のできることをしっかり集中してやってくれている、やれるようになってきた」と評価する。

 投手陣は交流戦終盤は七回を横山、八回を鈴木、九回を中森が投げる形で勝利に繋げたが、これに関しても「パターンにはしてないです。その3人は強いところで投げてほしいと思ってるんで、今日はこうなりましたけど」と固定化しない方針。「若い選手は決めてあげた方がいいのかな。その辺はちょっと分からないんで、こっちがしっかり考えて彼らの実力が出るところで出してあげたいと思ってます。決めない方がいいと思うんですよね」と説明した。