サッカーのシンガポール代表監督を務める小倉勉氏(58)が辞任する意向であることが23日、分かった。複数の関係者によると…

 サッカーのシンガポール代表監督を務める小倉勉氏(58)が辞任する意向であることが23日、分かった。複数の関係者によると「一身上の都合」が理由とみられ、近日中にも同国協会から正式発表される見通し。

 小倉氏は日本代表コーチとしてオシム、岡田武史両監督を支え、2012年ロンドン五輪ではヘッドコーチで44年ぶりのベスト4進出に尽力した。大宮や千葉、東京Vなどで監督やコーチを歴任。横浜Mではスポーティングダイレクター(SD)として強化を担った。24年にシンガポール代表監督に就任し、ASEANカップ4強など手腕を発揮。同国協会も慰留に努めたが、本人の意思を尊重した。

 既に複数のJクラブから監督就任などの打診があるものの今後については未定で、さまざまな選択肢を検討していくことになるという。