「ドジャース13-7ナショナルズ」(22日、ロサンゼルス) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2度目の先発マウンドで1…
「ドジャース13-7ナショナルズ」(22日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2度目の先発マウンドで1回無安打無失点、2奪三振の大谷翔平投手について「前回よりかなり良くなっていた。球のキレや球速、投球内容、制球も含めてすごく良かった。全体的に本当に素晴らしかった」と絶賛した。
オール左打者との対戦だったこともあり、フォーシーム、スライダー、スプリットで配球を組み立てた大谷。最速は159キロできっちりとスピードもコントロールし、ボールが先行する場面はほぼなかった。
パドレス戦で威力を発揮したシンカーを1球も使わず、投手としての幅を見せた大谷。ベンチで満足そうに見つめていた指揮官は「全体的に本当に素晴らしかった」とたたえた。
2試合連続で1イニングの起用となったことには「今は彼が打席に立って1イニングずつ投げながら、基礎的な土台を築いていこうとしている段階。少しずつ慎重に進めている」とし、今後については「イニングまたぎ、2イニング、それとも1イニングのままか、まだ決めていない」と明かした。
「今は焦る必要はまったくない」と指揮官。「これまでに彼といろいろ話をしてきた。彼は自分の現状やチームの状況を理解してくれている。時間をかけて少しずつステップアップしていく中で、やがてあるべき場所に到達できることも分かっている」と大谷に信頼を寄せていた。