「ドジャース１３－７ナショナルズ」（２２日、ロサンゼルス）　ドジャースの大谷翔平投手は今季２度目の投打同時出場で投げて…

　「ドジャース１３－７ナショナルズ」（２２日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は今季２度目の投打同時出場で投げては１回無安打無失点、２奪三振。打っては８試合ぶりとなる２６号２ランを含む４打数２安打５打点、１四球の大暴れ。投打同時出場のゲームで復調の兆しをつかんだ形だ。

　これで投打同時出場のゲームは２試合で８打数４安打の打率・５００、１本塁打、７打点と爆発。前回登板後に「体が温まっている感じで打席に入れている」と特別な効果を口にしていたように、この日もバットから快音が響いた。

　前日までの５試合でノーヒットゲームが３試合。ロバーツ監督が「彼は少し悩んでいる」と明かしていたように、打撃不振に陥っていた。

　この日も第１打席、第２打席は連続して空振り三振。それでも「自分のスイングのイメージよりも相手のボールがキレている感じだった。単純に相手が素晴らしかった」とナショナルズの右腕・ソロカをたたえた大谷。第３打席でしっかりとボールを見極めて四球を選び、マンシーの逆転満塁弾を呼び込んだ。

　二刀流のメンタルについて大谷は「うれしいですし。まだ１イニングですけど、５回以上投げれるようになってスターター。そこまで交代しないように前進していけたら」と言う。チームは４カード連続の勝ち越しでナ・リーグ西地区首位を快走。本拠地１０連戦は最高の結果となった。