プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は21日に各地で行われ、パ・リーグは日本ハムが唯一勝利した。この結果、交流戦優勝の行方は…
プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は21日に各地で行われ、パ・リーグは日本ハムが唯一勝利した。この結果、交流戦優勝の行方はソフトバンクと日本ハムの2チームに絞られた。
ソフトバンクの条件は22日・阪神戦に勝つか引き分けで2019年以来、9度目の交流戦V。一方、日本ハムはソフトバンクが敗れた上で、22日・中日戦に勝利すれば2007年以来、2度目の交流戦Vとなる。
ただし、ソフトバンクが敗れ、日本ハムが引き分けると、両チーム11勝6敗1分けで並ぶ。交流戦の順位決定方式は①勝率②勝利数③直接対決④交流戦でのTQB(得失点率差)の順。ソフトバンクと日本ハムは交流戦で対戦がないためTQB=(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)による決着となる。
ちなみに21日終了時点での両チームのTQBは、ソフトバンクが・238。一方の日本ハムが・121。ソフトバンクは19日・広島戦でスコア16-2で大勝したことが大きい。
ソフトバンク=敗戦、日本ハム=引き分けの場合で日本ハムが優勝するには、仮に日本ハムが延長12回を0-0で引き分けたとすると、ソフトバンクは9回表終了試合で0-19の敗戦。この場合、日本ハムのTQBが・111、ソフトバンクが・105となり、日本ハムの優勝。ソフトバンクが0-18での敗戦だった場合は・112となる。
なお、TQBによる決着は23年の交流戦。DeNA、ソフトバンク、巨人、オリックスの4球団が最終11勝7敗で並び、DeNAがTQBで優勝している。