「プロレス・スターダム」(21日、国立代々木競技場第二体育館) マリーゴールドを4月に離脱したボジラが、スターダムに電…

 「プロレス・スターダム」(21日、国立代々木競技場第二体育館)

 マリーゴールドを4月に離脱したボジラが、スターダムに電撃参戦した。NEO GENESIS(ネオジェネシス)のスターライト・キッド&AZM&星来芽依&天咲光由組とMi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)の鈴季すず&山下りな&青木いつ希&鉄アキラ組による全面対抗戦。“人間凶器”ボジラの投入により、鈴季が22分44秒、ジャーマンスープレックスホールドでS・キッドから3カウントを奪った。

 フード&マスク姿の巨人が突然乱入。S・キッドらをなぎ倒し、自らフードを脱ぎ捨てた正体はボジラだった。最後はS・キッドに高角度投げ捨てパワーボムで大ダメージを与え、鈴季のフィニッシュにつなげた。

 凶器OKのNODQノータッチルール。鈴季は「これがミ・ヴィダ・ロカの力なんだよ。何をやってもいい。そう、人間凶器を使ってもいい。新メンバー、ボジラだ!」と紹介。ボジラは早速AZMに「ミーに挑戦させろ(和訳)」と宣言。AZMが保持する新日本プロレスのSTRONG女子王座を狙いに定めた。

 昨年6月のマリー・ゴールド旗揚げ時に林下詩美、MIRAIら、今年に入り岩谷麻優がスターダムから移籍。そのマリーゴールドで人気だったボジラの登場に、2521人が集まった客席から大歓声が起こった。

 鈴季は「ボジラがスターダムに来るなんて思わなかっただろ!」と、してやったりの表情。ボジラとは米国マットで顔を合わせた経緯があるという。団体の岡田太郎社長は「鈴季すずのネットワークは恐ろしい」と舌を巻いていた。