「デイリースポーツカップ」(21日、まるがめ) 4号艇の浜崎直矢(42)=埼玉・92期・A1=が、4コースからまくって…

 「デイリースポーツカップ」(21日、まるがめ)

 4号艇の浜崎直矢(42)=埼玉・92期・A1=が、4コースからまくって1着。5月のからつ一般戦以来、今年6回目の優勝を果たした。通算では35回目のV。2着は2号艇の渡辺浩司、3着には5号艇の山本隆幸が入った。人気を背負った1号艇の安河内将は4着だった。

 V量産態勢に入った浜崎の豪快な一撃が決まった。4カドからコンマ18のSを決めて内枠勢をあっという間にのみ込んだ。「水面もきれいだった。足もバランスが良くてレースがしやすい仕上がりだった」と手応えをにじませた。

 快進撃が続く。今年はこれで6回目の優勝。半年で6回は、毎月1回優勝というハイペース。「(来年のSG)クラシックも懸かっていたんでね。ここを取れればあるのかなと」と、これで自身2回目となるSG出場を射程圏内に捉えた。今節は予選2位通過しながらも、準優1号艇で2着。悔しさを最後に晴らしてみせた。

 F持ちにもかかわらず、トップSを決めてつかみ取った頂点の座。「1本持っていますが、妥協せずレースをするので応援よろしくお願いします」。闘志全開の“ファイター”が高みを目指して戦い続ける。