立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は20日、「RISEワールドシリーズ2025横浜大会」(21日、神奈川・横浜BUNT…

立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は20日、「RISEワールドシリーズ2025横浜大会」(21日、神奈川・横浜BUNTAI、ABEMAで全試合生中継)に向けた前日計量を横浜市内で開催。オープニングファイトも含めた全17試合34選手が一発で計量をクリアした。

計量後の記者会見でRISEの伊藤隆代表(54)が珍しく声を荒げる場面があった。RISEは今大会から世界最大級のキックボクシング団体GLORYとともに-65キロ世界最強決定トーナメント「GLORY×RISEラスト・フェザーウェイト・スタンディング」をスタートさせる。

この日は伊藤代表とともにGLORYのマーシャル・ゼラズニクCEOも登壇。2人に対して、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOが数日前に発したコメントについての質問が飛んだ。

タイ・バンコクポストによると、チャトリCEOはGLORYとRISEがやっているように、他団体と共同で大会を開催する可能性があるかたずねられ「GLORYやRISEは小さな団体。ONEは最大の格闘技団体。なぜ彼らにスポットライトを当ててやらないといけないのだ」などとコメントした。

この日の会見で伊藤代表は「彼とは先日、日本で会った時に、今後RISEについてそういうことを言わないようにと約束をしたんですけれども。あの時も彼は『マスコミに切り取られて(コメントを)引き出されて言ったので、僕は悪くない』ということを言っていたんですね。今回も切り取られたのか分からないですけれども、言ったことは事実だと思うんですね」と、チャトリ発言について認識していると説明。

その上で「人のイベントを下げて、自分が上がるようなのは、ONE関係者も、契約している選手も望んでないと思うんですよね。なんの意味があるのかな。もしチャトリが刀を抜きたいのであれば、我々も刀を抜く準備がいつでもあります。あとはですね、彼は日本人のね、母親ですか、血が入っているはずなんで。日本のそういう言葉で言うと『弱い犬ほどよくほえる』。それをプレゼントします」と憤りを示していた。