<米女子ゴルフツアー:全米女子プロ選手権>◇第1日◇19日◇米テキサス州フィールズ・ランチ・イースト(6604ヤード、パ…
<米女子ゴルフツアー:全米女子プロ選手権>◇第1日◇19日◇米テキサス州フィールズ・ランチ・イースト(6604ヤード、パー72)◇賞金総額1200万ドル(約17億4000万円)優勝180万ドル(約2億6100万円)
米ツアー挑戦3年目の西村優菜(24=スターツ)が、初優勝も狙える7位の好スタートを切った。
4バーディー、3ボギーの71で回り、1アンダーで首位と3打差。
ホールアウト後は久々の笑顔が戻ってきた。
「出だしからいいスタートが切れ、終始いい流れでゴルフができた。風も結構吹いていたので、タフなホールもいくつかあったが、アンダーパーで上がれたのは、すごくよかった」
前半1、2番をともに約3メートルの距離を沈めて、連続バーディー。
「ティーショットを1番ホールから、ちょっと左に曲げてしまったが、そこからバーディーを取れたので、すごくいいスタートだった」
9番パー5では第3打でスーパーショットを披露。イーグルにはならなかったがピン横につけ、前半だけで4つのバーディーを奪った。
後半はバーディーなしのボギー2つと失速。この日のフェアウエーキープ率は、約57%と低調で「ドライバーはもう少し自信を持って打てると、もっとよくなる。フェアウエーから打つと、もう少し簡単に感じるんじゃないかなと思う」と、課題を口にした。
今季は開幕から上位争いに絡めておらず、マッチプレーを除けば、4月のシェブロン選手権の44位が最高。その後はここまで5試合連続で予選落ちという、苦しい状況でのメジャーの舞台だった。
「明日(第2ラウンド)は午後からなので、もっと風が吹く、難しいコンディションと思うが、しっかり耐えながらプレーできたらいい」
日本で6勝の実績を誇る24歳は、昨年は予選落ちだったこの大会で浮上のきっかけをつかめるか。10位以内に入れば、7位につけた昨年5月のみずほアメリカズ・オープン以来となる。