日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で、線虫がん検査「N-NOSE」と「N-NOSEあにまる」の検体を提出した。力士ら…
日本相撲協会は19日、東京・両国国技館で、線虫がん検査「N-NOSE」と「N-NOSEあにまる」の検体を提出した。力士ら協会員132人とその愛犬7匹分の検体が、日本相撲協会のオフィシャルパートナーのHIROTSUバイオサイエンスによって回収された。
日本相撲協会広報部の佐渡ケ嶽部長(元関脇琴ノ若)は「日本相撲協会のオフィシャルパートナーであるHIROTSUバイオサイエンス様協力のもと、線虫がん検査N-NOSEを実施いたしました。この検査は、昨年に引き続き3回目となり、今回も協会員約130人が検査を受け、健康促進にご協力いただきました。線虫がん検査N-NOSEにより、我々相撲協会員だけではなく、世の中すべての人々が、がんの早期発見に努め、これからも健康に生活できることを祈念しております」とのコメントを出した。
検査は、線虫の嗅覚を活用し尿からがんの兆候を調べる技術で、痛みや負担が少なく、多くの種類のがんを早期に発見できるのが特徴。今回は、協会員のほか愛犬7匹にも「N-NOSEあにまる」が実施され、動物の健康チェックも同時に進められた。検査結果は順次、受検者に通知される。