◇米国男子◇トラベラーズ選手権 初日(19日)◇TPCリバーハイランズ(コネチカット州)◇6844yd(パー70)年間…

大会連覇へ首位発進を決めたスコッティ・シェフラー(Alex Goodlett/Getty Images)

◇米国男子◇トラベラーズ選手権 初日(19日)◇TPCリバーハイランズ(コネチカット州)◇6844yd(パー70)

年間8試合が組まれたシグニチャーイベント(昇格大会)の最終戦が開幕した。前年覇者で世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが1イーグル7バーディ、1ボギーの「62」でプレー。強い風が吹いたフィールドで、8アンダー首位でオースティン・エックロートと並ぶ絶好のスタートを切った。

シェフラーは5月に入り、今季初優勝を挙げた「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」、メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」、前回の昇格大会「ザ・メモリアルトーナメント」とタイトルを量産。先週の「全米オープン」7位を含め、直近8試合連続でトップ10入りを決めている。

6アンダーの3位に世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、ウィンダム・クラークキーガン・ブラッドリー。5アンダーの6位にキャメロン・ヤングが続く。

1月「ザ・セントリー」に続く昇格大会2勝目を狙う松山英樹は3バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、首位に7打差の1アンダー36位でスタートした。3パットした前半6番(パー5)、1打目をバンカーに入れた8番(パー3)で2ボギーが先行したが、以降は3バーディを重ねてアンダーパーをマーク。最終18番はピン奥2.5mにつけるバーディで締めくくった。

中継局ゴルフネットワークのインタビューでは、「ショットがもうひとつ」とパーオン率72%(13/18)のプレーに不満を募らせた松山。「後半はうまく立て直せたけれど、トップが伸びている状況では苦しいスタート」と振り返った。

全米オープンでメジャー初優勝を遂げたJ.J.スポーンは「73」で回り、72人のフィールドで3オーバー63位と出遅れた。

2017年大会覇者のジョーダン・スピースは、5個目のボギーをたたいた後半12番を終えて棄権した。