「ドジャース4-3パドレス」(18日、ロサンゼルス) ドジャースは3-3の同点で迎えた九回1死。代打のスミスが右翼席に…
「ドジャース4-3パドレス」(18日、ロサンゼルス)
ドジャースは3-3の同点で迎えた九回1死。代打のスミスが右翼席にサヨナラ弾をたたき込むと、大谷翔平投手はベンチを飛び出し、歓喜の輪に加わった。山本の頭を押さえつけながら笑顔を浮かべ、劇的な5連勝の喜びに浸る。同地区のライバルであるパドレスを3戦連続で撃破。試合を決めたスミスは「一丸になっている」と選手たちの思いを代弁した。
大谷は序盤、立て続けの大飛球でスタンドを沸かせた。初回の第1打席では大きな当たりを中堅左へ。三回の第2打席でもあと1メートルで柵越えという飛距離119メートルの大飛球を打ち上げた。
だが、最後までHランプを灯せない。七回2死満塁の好機では低めのシンカーに空振り三振。16日に663日ぶりに投打二刀流を復活させた後、2試合連続無安打と結果が出ていない。
ただ、チームは絶好調だ、右肘手術からの復帰となった25歳の先発シーハンが4回1失点にまとめ、メジャー1年目の捕手ラッシングが2点打。若手の活躍に「素晴らしい経験になった」とロバーツ監督も頬を緩めた。
試合後には大谷が22日(日本時間23日)の本拠地でのナショナルズ戦で、2度目の登板に臨むことが発表された。中5日での登板までにあと3試合。快打を放って、弾みを付けたい。