東京女子プロレスが19日、都内で「SUMMER SUN PRINCESS,25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)…
東京女子プロレスが19日、都内で「SUMMER SUN PRINCESS,25」(7月21日、東京・大田区総合体育館)の選手権試合調印式を実施。団体最高峰のプリンセス・オブ・プリンセス王座に初挑戦する元SKE48の荒井優希が、瑞希からのタイトル奪取を誓った。
今年3月限りでアイドルを卒業した荒井。15歳から12年間在籍したグループを「やりきった気持ちが大きくて」と卒業したが「プロレスラーとしてはまだまだで、これからもっと見たい景色、やりたいことが日に日に増えていっている」と心境を吐露した。
「今まではプロレスとアイドルを両方やっていたということもあって、自分のなかで一歩引いてしまうところ、後輩であっても、自分のほうができてないと感じてしまう部分が多くあったんですけど、プロレスラーになってみんなと同じ土俵に立てた。すごく遠くに見えていた先輩方の中に、自分も1秒でも早く混ざりたい」
こう誓いを新たにした荒井。「この白いベルトを瑞希さんから獲って、東京女子プロレスをもっと引っ張っていくため、自分が勝ちたいと思います」と言い切った。
王者・瑞希は「荒井ちゃんには驚かされてばかり」と相手を警戒した上で「このベルトへの思い、この東京女子で重ねてきた気持ちは私の人生の宝物。この宝物を荒井ちゃんにも伝えていきたいから負けられないし、その上で私の宝物を見せたいと思います」と王座死守を誓った。
プリンセスタッグ王座、インターナショナル・プリンセス王座を戴冠しており、プリプリ王座を奪取すれば、“グランドスラム”達成となる荒井。今後の前哨戦に向けて「挑戦者として勢いも大事だと思う。たくさんビビらせていきたいと思います」と闘志を示していた。