<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級王座決定戦>◇19日◇東京・大田区総合体育館◇観衆3200人東洋太平洋ウエルター…
<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級王座決定戦>◇19日◇東京・大田区総合体育館◇観衆3200人
東洋太平洋ウエルター級王座決定戦が行われ、アマ5冠で「横浜のタイソン」こと同級7位の田中空(24=大橋)が4回2分1秒TKOで、同級3位で元日本同級暫定王者の小畑武尊(26=ダッシュ東保)に勝利。同門の先輩井上尚弥と並ぶプロ4戦目での王座獲得を果たした。以下、試合後会見での一問一答。
-今の気持ちは
「そうですね、なんか実感が、夢みたいというか、すごいうれしいです」
-今ベルトをどういうふうにとらえている
「一つの目標でもあったので、これからもっと上を目指して頑張っていきます」-1回からプレッシャーをかけて、という戦いを見せてくれたが作戦は
「作戦は1ラウンドからプレスをかけて、打ち合いというか、それで徐々に削っていければいいかなと思っていたんですけど、小畑選手も1ラウンドから打ち合いに来て、すごい気持ちも強くてパンチもあったので、いい試合ができたのかなと思います」
-レフェリーストップを呼び込んだ最後のラウンドは、効かされた場面もあったか
「今回は効いたパンチは一回もなかったんですけど、ちょっと見栄えが悪いなっていうのはあります」
-改めて今後について
「自分ももっと上を目指しているので、やっぱりまだまだ伸びしろがあるなと思うので、もっと練習して強くなっていきますので、これからも応援よろしくお願いします」
-メインイベントの試合は見たか
「すごかったですね。佐々木尽選手の気持ちもすごくて、ノーマン選手もすごく強くて、自分ももっともっと頑張らないとなってすごい気合が入りました」
-もし自分が今日のチャンピオンのノーマン選手と戦ったら、どんな試合をできるかとか、そういう考えはあったか
「ちょっとそれは考えていなかったです」
-今日の試合を見て、世界との距離をどれくらいだと受け止めたか
「世界までの距離はまだまだあるなと感じたので、そこをしっかりもっとレベルを上げていかないとなというのは感じました」
-一番レベルアップしなければいけないところは
「ディフェンス面です。世界になるとすごいディフェンス面というか、そこもすごいので。(パンチを)もらっちゃ勝てないので。そこをなるべくもらわないようにというか、ディフェンスをもっと強化したいなと思います」
-プロ4戦目でタイトルというのは一つ大きな成果を得られた一番の要因は
「周りの方のいろいろなサポートもあって、本当に自分は環境にすごく恵まれていると思っていて。お父さんも仕事が終わってから自分の練習を毎回毎回見てもらって。自分一人ではここまで来れなかったと思っているので、ボクシングを始めた時から本当にお父さんとか、家族とか、会長もそうですけど、本当に感謝しています」
-一番成長できていると、今日の試合で証明できたところは
「ここをしっかり勝ち取るっていうところはすごく自分の中でプラスになったなと思います」
-今後も今日のように足を止めて打ち合うというところを軸にやっていくのか
「スタイルは大幅に変わることはないと思うんですけど、いろいろ細かいところをもっとレベルを上げていきたいなと思います」