「ドジャース-ジャイアンツ」(15日、ロサンゼルス) ドジャースのロバーツ監督が試合前の会見で右肩インピンジメントのため…
「ドジャース-ジャイアンツ」(15日、ロサンゼルス)
ドジャースのロバーツ監督が試合前の会見で右肩インピンジメントのため、負傷者リスト入りしている佐々木朗希投手について今季構想外を示唆した。
5月13日から負傷者リスト入りしている佐々木は約2週間のノースロー期間をへてキャッチボールを再開。しかし、指揮官によると、現在はふたたび無期限ノースロー状態で、痛み止め注射を打ったこと明かした。
復帰プランを立てられない状況に陥っている23歳右腕について報道陣から「彼が今季の長期的計画の一員にならないものとして話を進めなければならないか?」と問われると、「そうだと思うし、それが妥当だと思う。彼がこの環境にいること自体、大きな挑戦だったし、そこに健康面の問題も加わってくる。彼は先発投手だから調整には時間もかかるし、やるべき準備も多い。そう考えると、それ(彼が今季いないとという前提で進める)は理にかなったやり方だと思う」と答えた。
患部の状態については「痛みなのかは分からない。正直なところ、そこは朗希本人に聞いてほしい」と指揮官。「それが、違和感なのか、痛みなのか、自分には分からないけど、痛みではなく、張りだとは思う。あるいは、単に強さを感じられなかったのかもしれない。どう表現するかは、彼自身に聞いてもらいたい」と話した。
佐々木は昨オフにロッテからポスティングシステムを使って米球界移籍を決断し、大争奪戦をへてドジャースへ移籍。メジャー1年目はここまで8登板、1勝1敗、防御率4・72の成績を残し、5月9日のダイヤモンドバックス戦で五回途中5失点、61球で降板した後に右肩に痛みを訴えて離脱した。