<新日本プロレス:大阪大会「DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL」>◇15日◇大阪城ホールメイン…
<新日本プロレス:大阪大会「DOMINION 6.15 in OSAKA-JO HALL」>◇15日◇大阪城ホール
メインイベントのIWGP世界ヘビー級王座戦で、王者後藤洋央紀(45)が28分25秒、新技の後藤革命(ローリング式GTR)で挑戦者鷹木信悟(42)から3カウントを奪い、7度目の防衛を果たした。
最多防衛記録を更新中の後藤は鷹木と熱戦を展開。後藤が雪崩式回天やGTWを決めれば、鷹木も鷹木式GTRからパンピングボンバー、バーニングドラゴンとたたみかけて反撃した。
そして終盤、後藤がヘッドバット合戦に持ち込み、昇天・改で一気に流れを引き寄せると、GTRから再びヘッドバットの乱れ打ち。最後は渾身(こんしん)の新技「後藤革命」で鷹木を沈め、熱戦に終止符を打った。
試合後、後藤は「“後藤革命”はベテランの意地だ。そういう意味じゃ、鷹木も立派な“後藤革命軍”だ。あきらめなくても、きっと、いい奥さんが見つかるよ」と話すと場内に拍手と笑いが巻き起こった。
そして後藤は「未来は! 自分で作るモンだ。そして俺は! 新日本の未来を、作ります! “後藤革命”は、ずっと、ずっと、終わらない。最後の最後まで! “後藤革命”について来い!!」と話し「今日も最後は、“後藤のG”で締めたいと思います。大阪城でもいくぞーっ!! IWGPの“G”は! 後藤の“G”!!」で大会を締めくくった。
その後、後藤はバックステージで前王者のザック・セイバーJr.を呼び寄せ「もう1度、このベルトをかけて戦おうぜ」と次期挑戦者に指名。「いつでもOKよ。後藤革命は簡単には終わらないぞ」と力を込めた。