「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・最終日」(15日、六甲国際GC=パー72) 首位から出た高橋彩華(26)=…
「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・最終日」(15日、六甲国際GC=パー72)
首位から出た高橋彩華(26)=フリー=は前半2打伸ばし、後半は1バーディー、1ボギー。猛追する岡山絵里を1打差で振り切った。
18番グリーンで1メートルあまりの“優勝パット”を「神様お願いします」と祈りながら沈めると、両手で顔を覆って「やっとこの苦しさが終わった」と、感激の涙に暮れた。
ベテランや初優勝となった若手が目立つシーズンとなっている一方、ゴルフ界を席巻した黄金世代が勝てていなかった。
自身は22年のフジサンケイレディース以来の2勝目。昨年のNEC軽井沢72での河本結51勝目以来となる、黄金世代の選手による優勝となった。
高橋は「若い子の勢いはすごいな、と毎週思いながらやってました」と話す一方、黄金世代で「みんなで頑張ろう」という思いは持ち続けていた。
高橋はアマチュア時代の2017年、大会アンバサダーの宮里藍さんの引退試合で予選2日間を同組で回り、この日は宮里さんからジャケットを着させてもらった。「(宮里)藍さんに憧れてプロを目指しましたし、プロになってよかったなー」と、実感を込めて喜びを口にしていた。