「ドジャース2-6ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス) ドジャースの山本由伸投手(26)がジャイアンツ戦に先発して4…

 「ドジャース2-6ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(26)がジャイアンツ戦に先発して4回2/3を投げ、自己ワーストタイ5失点で5敗目(6勝)を喫した。1-1の三回。3四球で2死満塁のピンチを招き、今季2度目の満塁被弾が勝敗の分かれ目となった。「点の取られ方がすごく悪かった」と悔やんだ。

 球審の微妙な判定にも泣かされた。5四球はメジャー移籍後で自己ワースト。試合後のロバーツ監督は「慎重になり過ぎていた」と指摘。しかし、本人は言い訳することなく「それ以前に自分の投球ができていなかった。とても力不足だと感じる」と唇をかんだ。

 ド軍先発陣は佐々木ら4人が故障で離脱。開幕からローテーションを守り続けているのは山本のみ。3、4月は中6日以上で登板していたが、5月8日以降は7試合連続、中5日でマウンドに立っている。疲労の蓄積は大きいはずだが「基本的に体調良くこられているし、充実した日々を過ごせている」と、登板間隔の影響は否定した。

 ジャイアンツに地区首位に並ばれ、前半戦最大の正念場を迎えた。チームにとっても山本にとっても、ここが踏ん張りどころだ。