プロ野球OBの内川聖一氏、銀次氏が9日放送のBS10「ダグアウト!!!」に出演した。 セパ両リーグで首位打者を獲得した…

 プロ野球OBの内川聖一氏、銀次氏が9日放送のBS10「ダグアウト!!!」に出演した。

 セパ両リーグで首位打者を獲得した内川氏は、「天才だと思った選手」が話題になると、松田宣浩氏の名前を挙げ「あいつは天才ですね。いろいろ考えてるんですけど、考え方が天才」と語った。

 例えば試合前ミーティングで、コーチがきょうは低めが厳しいからやめようと指示があると、「(松田氏は)平気で低めのボール打って、ゴロ打って帰ってきて『いやあ、やっぱ低め打てませんわ』って言うんですよ」と、まずはマイペースすぎると笑わせた。

 試合前のミラールームでは、フォームやグリップの位置などをチェックするが、松田氏の場合は打った後の体勢を考えたり「鏡に向かって『熱男!』って1人でやってる」と明かし、司会を務めた真中満氏も「天才だ!」と声を上げた。

 一方でストライクカウントが追い込まれた時は、顔の前の高めをイメージして待つと言っていたとも明かした。「そうすればここ(低め)振らないじゃないですか」と説明されたそうで、内川氏も「たしかにそうだよな」と納得させられたという。

 そして「本当に高めの見せ球とかくるとカーン!と打つんですよ」と語り、真中氏も「高め打つね」と応じた。

 内川氏は「すげーなと思って。実際にやるかどうかは別として、そういう考えもあるんだって教えてもらう存在」と語った。