負傷者リスト入りから1か月経過【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間14日・ロサンゼルス) ドジャースのデーブ…

負傷者リスト入りから1か月経過

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間14日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、本拠地でのジャイアンツ戦前に報道陣の取材に応じ、右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手について「現状維持という状況」と語った。

 佐々木は今季ここまで8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72。5月9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦では4回0/3を投げて5失点で降板した。その後、右肩インピンジメント症候群のため13日(同14日)にメジャー初のIL入りとなった。

 ロバーツ監督は佐々木の状態について「今は肩を動かし続けているという状況だ。本人は強度を加える状態にはまだなっていないと感じている」と説明。復帰に向けて目立った進展がないことを示唆した。

 一方で、報道陣からは佐々木のメンタル面に関する質問も。ロバーツ監督は「健康になってきて、自分の武器を投げられ、痛みがない状態になったと本人が感じたら、自分を信じることができる」と言及。今後について「健康になってきたら、ビルドアップさせる。ここまでの経験を元に、自信はついてくるだろう」と述べた。

 佐々木の状態について「彼が何か(違和感や痛みを)感じているのか、まだいい状態にいると自信が持てていないのかわからない」と語った。「現時点は腕を動かしているだけで強度はない状況だ」と語るにとどめ、実戦復帰の目途については明言しなかった。(Full-Count編集部)