<日本生命セ・パ交流戦:オリックス7-3巨人>◇13日◇京セラドーム大阪オリックスのドラフト2位寺西成騎投手(22=日体…

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス7-3巨人>◇13日◇京セラドーム大阪

オリックスのドラフト2位寺西成騎投手(22=日体大)が、プロ初勝利を挙げた。

初回、先頭の巨人泉口に左前打を浴び、四球と左前打で無死満塁。それでも遊ゴロ併殺間の1点にとどめた。2回も1死三塁、3回は1死二塁のピンチを招くも、フォークやカットボールを織り交ぜ、追加点を与えなかった。尻上がりにテンポアップし、4回と5回は3者凡退。5回4安打1失点、2奪三振で勝ち投手の権利を手にした。

「試合前から少し緊張感がありましたし、立ち上がりは力みが出てしまっていたと思います。落ち着きを取り戻すまでに少し時間がかかってしまいましたが、投げていくごとに徐々に良くなっていったと思いますし、いろんな球種を使いながら自分らしいピッチングができたのかなと思います」

打線は1点を追う3回、1死満塁から3番森友哉捕手(29)が巨人赤星の4球目、内角低めの直球を右翼線へ2点適時二塁打。逆転すると、4番杉本裕太郎外野手(34)の遊撃への適時内野安打と、5番頓宮裕真捕手(28)の左前適時打で4点目。さらに6番西川龍馬外野手(30)も中前適時打を放ち、4者連続適時打で5-1と逆転した。4回には再び杉本が右前適時打を決め、リードを広げた。