<高校野球春季東北大会:仙台育英3-0聖光学院>◇13日◇ヤマリョースタジアム山形仙台育英(宮城1位)が昨秋覇者の聖光学…

<高校野球春季東北大会:仙台育英3-0聖光学院>◇13日◇ヤマリョースタジアム山形

仙台育英(宮城1位)が昨秋覇者の聖光学院(福島1位)を下し、決勝進出を決めた。

2回無死三塁、6番高田庵冬内野手(3年)の左越え適時打で先制すると、8回には2死二塁から代打土屋璃空外野手(3年)の左中間への適時打、9回には1死一、三塁から1番田山纏外野手(3年)の犠飛で追加点をあげ、エース大嶋哲平投手(3年)から3点を奪った。投げては、先発の梶井湊斗投手(2年)、刀祢悠有希投手(3年)、エース吉川陽大投手(3年)で継投、無失点リレーで守り切った。

昨秋の東北大会で準々決勝で対戦し、2-3で惜敗を喫していた相手に雪辱を果たす1勝となった。須江航監督(42)は「甲子園にしばらく出場していない中で、どのくらいで甲子園に行けるのかの基準がない。甲子園で勝つ投手は、球が速いとか、コントロールがいいとか、丁寧にやってくるから勝つんだというところを聖光さん基準にやらせていただけた。投手陣も梶井、刀祢がしっかり試合をつくって吉川につなげてくれたのも大きかった。収穫の多い試合でした」と振り返った。