<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本1-3ポーランド>◇12日◇予選ラウンド第1週◇第2戦◇中国・西安28…

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本1-3ポーランド>◇12日◇予選ラウンド第1週◇第2戦◇中国・西安

28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)でのメダル獲得を目指す、世界ランキング6位の男子日本代表が、今季初黒星を喫した。

同1位の強豪ポーランドと対戦し、1-3(25-27、22-25、25-18、37-39)で敗戦。初戦の中国戦に続く連勝とはならなかったが、期待のオポジット高橋慶帆(けいはん、21)やミドルブロッカー西本圭吾(26)らがA代表初得点を記録するなど確かな足跡を残した。

日本は、石川祐希や高橋藍ら中心選手が休養などで今大会を欠場。ポーランドも昨夏のパリ五輪銀メダルメンバーは不在で、次世代を担う選手同士の対戦となったが、期待の若手が随所に光る物を見せた。

代表初出場のリベロ藤中は、「途中からメンバーが代わって、雰囲気を変えていこうと強気でできたことはいいこと。それがいい結果につながった」と好レシーブを連発。37-39で落としはしたものの、第4セットは最大7点差から追いつく粘りのバレーを引き立てた。同じポジションにはパリ五輪代表の山本智大や小川智大ら双璧がそびえ立つが、「自分の持ち味はスピードを生かした守備。そういうところを見てほしい」と今後の活躍を誓った。

高橋は、途中出場で初得点を含むチーム2位の13得点を挙げた。「途中からの出場でゲームの流れを変えることを意識して入り、序盤はでていた」とうなずいた。ただ、守備面では改善の余地を残した。「課題も出た。これからも頑張っていきたい」と引き締めていた。

次戦は13日、同12位のセルビアと対戦する。