7月30日に横浜BUNTAIでボクシングのトリプル世界戦が開催されることが11日、主催者から発表された。WBA・WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=は、WBA同級3位リカルド・ラファエル・サンドバル(26)=米国=と防…

 7月30日に横浜BUNTAIでボクシングのトリプル世界戦が開催されることが11日、主催者から発表された。WBA・WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=は、WBA同級3位リカルド・ラファエル・サンドバル(26)=米国=と防衛戦を行う。

 WBA世界バンタム級タイトルマッチは、元WBC世界フライ級王者で同級3位の比嘉大吾(29)=志成=が、王者アントニオ・バルガス(28)=米国=に挑戦する。比嘉は、昨年9月のWBO世界同級王者・武居由樹(大橋)戦、今年2月のWBA同級王者(当時)・堤聖也(角海老宝石)に続き、異例の3試合連続での世界タイトル挑戦となる。

 堤が目の負傷のためWBA同級休養王者となっているため、比嘉は暫定王者から正規王者に昇格したバルガスのベルトを狙う。仮に比嘉が戴冠した場合、休養王者の堤との団体内王座統一戦が義務づけられており、過去2度ドロー決着となっている盟友対決が三たび実現する可能性が出てきた。

 また、WBA世界ライトフライ級タイトルマッチは、プロデビュー以来9勝(7KO)無敗の日本王者・高見亨介(23)=帝拳=が、王者エリック・ロサ(25)=ドミニカ共和国=に挑戦する。