「中日0-3阪神」(23日、バンテリンドーム) 阪神が十一回に決勝点を奪い、首位をキープ。連敗を2で止めた。十回を無失点に抑えた3番手・湯浅が22年8月30日以来、997日ぶりとなった。 押され続けていた展開で、好機がきたのは十一回。代打…

 「中日0-3阪神」(23日、バンテリンドーム)

 阪神が十一回に決勝点を奪い、首位をキープ。連敗を2で止めた。十回を無失点に抑えた3番手・湯浅が22年8月30日以来、997日ぶりとなった。

 押され続けていた展開で、好機がきたのは十一回。代打・糸原の安打から1死二塁とし、近本が中前適時打。森下にも2点適時打が飛び出し、試合を決めた。

 試合後の藤川監督の一問一答は以下。

-厳しい展開をものにした

 「全員がゲームの中で。昨日、一昨日もゲームの展開はすごく近いものがある。その中で総力戦で耐えながら、この1勝は非常に大きいと思います」

-最後も2点目、3点目が入り明日につながる

「総じて見ていると、何かが抜けるまでは大変だなと。どのチームもそうですけど、我慢のし合い」

-投手陣が粘り強かった

「昔から一緒。ナゴヤドーム(現バンテリンドーム)でドラゴンズと試合をするときは。選手たちの粘り強さというか、彼らを褒めるべき。素晴らしかった」

-村上が粘った

「うちの大黒柱の1人ですから。ひとりずつそれを、そういうポジションをやりながらですが、監督としては彼の姿は心強いし、今の成績を見ても当然かなと思いますね。素晴らしい姿ですね」

-できれば勝ち星をつけてあげたかった

「それはもう、毎日紙一重のところで。選手たちはぐたっと疲れるようなゲームで、リリーフに負けがつく展開がちょっと続いていたんで。展開としては持ってくることができているようなんだけど、そういう時期と言いますかね。ペナントレースですからね。でも、みんながちょっとほっとして、全然違いますね」

-湯浅が勝ち投手。本人にとってもチームにとっても大きい

「それはもう、リリーフ陣全員、投手陣全員で勝ちを拾ってきたんで。湯浅も素晴らしいですけど、つないできての結果ですから」