「東都大学野球、青学大6-1国学院大」(23日、神宮球場) 青学大が国学院大を下して勝ち点5を獲得し、史上4校目となる5季連続Vを果たした。5連覇は2014年春に6連覇した亜大以来となる。 今秋ドラフト候補の変則左腕・ヴァデルナ・フェルガ…

 「東都大学野球、青学大6-1国学院大」(23日、神宮球場)

 青学大が国学院大を下して勝ち点5を獲得し、史上4校目となる5季連続Vを果たした。5連覇は2014年春に6連覇した亜大以来となる。

 今秋ドラフト候補の変則左腕・ヴァデルナ・フェルガス投手(4年・日本航空)が先発し5回2安打無失点。独特の角度から投じられるスライダーを武器に三回までに8三振を奪って流れを作った。

 打線も機能した。初回に先頭の主将・藤原夏暉内野手(4年・大阪桐蔭)の中前打から好機をつくると、相手失策で1点を先制。三回には4番の渡部海捕手(3年・智弁和歌山)、続く初谷健心内野手(4年・関東第一)の連続適時打などで一挙4点を追加した。

 五回には1年生の中山凱内野手(専大松戸)がリーグ戦初安打初打点となる適時三塁打を放ち、さらに1点を追加した。

 六回からは来秋ドラフト1位候補の呼び声高い最速154キロ右腕・鈴木泰成投手(3年・東海大菅生)が登板し、リードを守り抜いた。