「阪神2-3巨人」(22日、甲子園球場) 延長十一回に及んだ死闘を制した巨人・阿部監督は「本当に長かったですね」と4時間を超えた一戦を振り返った。 これが監督就任後、節目の通算100勝。「まあ、俺が100勝したわけじゃない。選手が頑張った…
「阪神2-3巨人」(22日、甲子園球場)
延長十一回に及んだ死闘を制した巨人・阿部監督は「本当に長かったですね」と4時間を超えた一戦を振り返った。
これが監督就任後、節目の通算100勝。「まあ、俺が100勝したわけじゃない。選手が頑張ったり、いろんなサポートしてくれる人がいてそういう数字がたまたま出ただけなんで」と話した。
2-2の八回無死満塁の場面では、田中瑛を4番手のマウンドに送った。田中瑛は鋭く内角をえぐるシュートを駆使してバットを真っ二つに折るなど、森下を三ゴロ併殺。申告敬遠で2死満塁となり、この日2ランを放っている大山をシュートで追い込むと、最後は外角スライダーで空振り三振。絶体絶命のピンチをしのいで、大きく雄たけびを上げた。その瞬間、ベンチの阿部監督は手を叩いて右腕を称賛した。
シュートの威力を存分に発揮した投球内容に、阿部監督は「相手からしたら脅威だと思う。ああいう素晴らしいボールがあるんであそこで出してる。よく踏ん張ってくれたな」と褒めた。