「楽天2-1西武」(22日、楽天モバイルパーク) 楽天が逆転勝ち。連敗を3で止めた。1-1の九回1死三塁、宗山の中犠飛で決着した。 打線は中盤まで西武先発・武内の抜群のコントロールの前に沈黙。三回には2死から小深田がチーム初安打となる左前…

 「楽天2-1西武」(22日、楽天モバイルパーク)

 楽天が逆転勝ち。連敗を3で止めた。1-1の九回1死三塁、宗山の中犠飛で決着した。

 打線は中盤まで西武先発・武内の抜群のコントロールの前に沈黙。三回には2死から小深田がチーム初安打となる左前打を記録。すぐさま二盗にも成功し、好機を演出したが、中島が左飛に倒れた。六回には中島が8試合連続安打となる右前打で出塁するも、その後は盗塁死。反撃ムードはしぼんだ。

 1点を追う七回は、1死から村林が左前打で出塁すると、2死を挟んで、渡辺佳が内角の直球を振り抜き右翼線へ。エンドランでスタートを切っていた村林が一気に三塁を蹴り、値千金の同点適時二塁打となった。続く浅村は2ボールから申告敬遠で塁に出たが、宗山が空振り三振で続けなかった。

 楽天の先発・ハワードは力強い直球で攻めるなど、西武打線を分断。五回には2死三塁から児玉に左前適時打を浴びて先制点を許したが、その後は我慢の投球。6回6安打1失点で試合を作った。

 20日の同戦で25年8月から続いていた連続試合出場が「1346」でストップした浅村は、この日は2試合ぶりに先発に復帰。「6番・一塁」で出場したが、3打数無安打、1四球。平成生まれ初の2000安打へ、残り2本のまま足踏みした。