◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 初日(22日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)◇晴れ(観衆1304人)国内男子メジャーの今季初戦が開幕し、レギュラー通算2勝の杉浦悠太が8アンダー単独首位で滑り出し…

杉浦悠太が連覇へ首位発進(C)JGTOimages

◇国内メジャー初戦◇日本プロゴルフ選手権大会 初日(22日)◇三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C(岐阜)◇7337yd(パー72)◇晴れ(観衆1304人)

国内男子メジャーの今季初戦が開幕し、レギュラー通算2勝の杉浦悠太が8アンダー単独首位で滑り出した。9バーディ、1ボギー「64」でプレー。プロ初勝利を挙げた前年に続く大会連覇(ツアー3勝目)を狙う。

出だし10番が唯一のボギー。左の崖下に落としたティショットを「とんでもないボールが出た…」と苦笑いで振り返ったが、パッティングが好調で終わってみればツアー自己最多を更新する1ラウンド9バーディを奪った。

19日(月)には1日36ホールの予選会を戦って自身初のメジャー「全米オープン」出場権を獲得したばかり。「バーディがいっぱい獲れたので、気持ちはどんどん上がっていった。身体の疲れをカバーしてくれています」と笑い、まさにバーディが“薬”になった。「やっぱり(純粋に)優勝したい。連覇はその後についてくるものなのかな」。昨年7月のこの大会から遠ざかるタイトルを切望した。

2打差の6アンダー2位にツアー4勝の蝉川泰果。7バーディ、1ボギー「66」で回った。5アンダー3位に昨季賞金ランク4位の岩田寛永野竜太郎稲森佑貴大田和桂介時松源藏鈴木晃祐が続く。

2019年大会覇者の石川遼は6バーディ、2ボギー「68」で、首位と4打差の4アンダー9位発進。06年大会覇者の近藤智弘、今季1勝の金子駆大生源寺龍憲、ツアー4勝の堀川未来夢、同2勝の河本力も同順位につける。

賞金ランキング1位の小西たかのりは「69」で3アンダー23位。米女子ツアーを主戦場とする山下美夢有の弟で、今週がプロデビュー戦の山下勝将は「71」で1アンダー49位。

プロ18年目の39歳、塚田よおすけが後半13番(パー3)で自身ツアー初のホールインワンを決めた。大会では19年の竹谷佳孝(4R)以来、1985年以降では17人目(17例目)の達成となった。トータルは「72」で、イーブンパー75位で初日を終えた。

<上位成績>
1/―8/杉浦悠太
2/―6/蝉川泰果
3T/―5/岩田寛永野竜太郎稲森佑貴大田和桂介時松源藏鈴木晃祐
9T/―4/石川遼近藤智弘金子駆大生源寺龍憲堀川未来夢河本力ソン・ヨンハンショーン・ノリス ほか