「明治安田J1、横浜M1-2神戸」(21日、日産スタジアム) 最下位の横浜Mは神戸に敗れ、ともにクラブワーストの7連敗、11戦勝利なしとなった。先制を許し同点に追いつくも、後半6分にFW大迫勇也に決勝ゴールを許した。それでも試合後、パトリ…

 「明治安田J1、横浜M1-2神戸」(21日、日産スタジアム)

 最下位の横浜Mは神戸に敗れ、ともにクラブワーストの7連敗、11戦勝利なしとなった。先制を許し同点に追いつくも、後半6分にFW大迫勇也に決勝ゴールを許した。それでも試合後、パトリック・キスノーボ監督は「今夜の試合は今シーズンベストな試合ができた」と前向きに捉えた。

 苦境打破へ従来のパスをつなぐ攻撃ではなく、ロングボールで背後を狙う戦術を志向。FW宮市が何度もDFの背後に抜けだし、チャンスをつくるなど相手以上の13本のシュートを放ち、4試合ぶりの得点を記録した。「結果はついてこなかったが、前半にもう1、2点取れるチャンスがあった。選手たちは全てを出し切ってくれています。本当に日々どのように成長するか、選手たちはしっかりと出そうとしてくれている。試合ごとに成長という部分が見えます」と手応えを語った。

 一方で失点シーンについては集中力を欠いたと指摘。「修正をするという部分に目をつぶってはいけない」と次戦の相手、7連勝中の鹿島戦へ改善を誓った。