日本ボクシングコミッション(JBC)は21日、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でもある仲里繁オキナワジム会長について、3カ月のライセンス停止処分を下したことを発表した。 同氏は3日の後楽園ホールでの日本ライト級王座決定戦で、息子である仲…
日本ボクシングコミッション(JBC)は21日、元東洋太平洋スーパーバンタム級王者でもある仲里繁オキナワジム会長について、3カ月のライセンス停止処分を下したことを発表した。
同氏は3日の後楽園ホールでの日本ライト級王座決定戦で、息子である仲里周磨のチーフセコンドを務めたが、試合中、着席が義務付けられているにもかかわらず、椅子から立ち上がる場面があり、JBC役員が着席をうながしたが、同氏は「ホールドだろ!お前が言えよ!」などと怒鳴りつけたという。試合は判定0-0ドローだったが、同氏は控室に向かう通路でスーパーバイザーに大声で不満を叫び、書面での抗議するように説明されても叫び続けた。
これに対してJBCは「セコンドが試合役員に対し強い威圧感を伴う口調で発言を行うことは、試合役員の畏怖を惹起し、試合の判定に影響が出るおそれがあるとともに、ボクシング界の秩序、風紀を乱すものであるといえる」として処分した。
同氏は感情的な発言をしたことを真摯に反省し、再度行わないことを誓約しているという。