米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)は20日(日本時間21日)、オーナー会議を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として採用されたフラッグフットボールにNFLの選手が参加することを賛成32、反対0の全会一致で可決した。各チーム…
米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)は20日(日本時間21日)、オーナー会議を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として採用されたフラッグフットボールにNFLの選手が参加することを賛成32、反対0の全会一致で可決した。各チームから参加できる選手は最大1人までで、各チームが指定した国際選手も自国代表として参加できる。
NFLのロジャー・グッデル会長は「このニュースはスポーツ全体、そしてNFLにとって素晴らしい機会になると思う。これはNFLとアメリカンフットボールを世界中のあらゆる年齢層と機会を持つ男女に向けたグローバルなスポーツにするための本当の意味での第一歩だ」などと述べた。
これを受け21日、日本アメリカンフットボール協会の寺田昌弘会長は「NFLの選手が28年ロサンゼルス五輪のフラッグフットボール競技に参加できるとの決定を心から歓迎します」とコメント。「フラッグフットボールが世界中から注目されることで、アメリカンフットボールを含めて競技の認知度がより高まり、フラッグフットボールの普及と発展に繋がっていくものと期待します。五輪で日本代表がNFL選手を含む米国代表と互角に戦えるよう、フラッグ日本代表チームの強化に努めていきます」と意気込みを示した。