阪神・才木浩人投手(26)が19日、甲子園球場での投手指名練習に参加し、先発する20日の巨人戦に向けて最終調整した。4月8日・ヤクルト戦以来となる今季2度目の甲子園登板。地方球場2試合を含むビジターでの先発登板が続き「(遠征が)多いっす。…
阪神・才木浩人投手(26)が19日、甲子園球場での投手指名練習に参加し、先発する20日の巨人戦に向けて最終調整した。4月8日・ヤクルト戦以来となる今季2度目の甲子園登板。地方球場2試合を含むビジターでの先発登板が続き「(遠征が)多いっす。しんどいっす」と冗談めかしつつ、「久々のホームですし。ファンの人がたくさん入るので、しっかりいいとこ見せられるように頑張りたい」と今季初の聖地星へ意欲を見せた。
巨人戦は今季2度目で、6日の前回対戦では5回無失点で3勝目を挙げた。新戦力として長打力のあるリチャードが加わったが「あんま分かんないですけど、普通にいつも通り自分のやることをやるだけかな。ミーティングでいろいろ情報はチェックするかなって感じで」と必要以上に警戒することもない。
前回13日のDeNA戦では7回1失点、113球の熱投も、勝利にはつながらなかった。「試合の中でカウントが悪い展開が多いので、そこのところかなと思う」。課題を自覚しつつ、修正すべきポイントはきっちりと胸に刻んでいる。
「カウント有利な状態でゲームを進められるように、試合の中でやっていけたら。甲子園なんで、思い切ってどんどんゾーンで勝負できるかなと思うんで、初球で打たせるぐらいのイメージで、ストライク勝負がいいかなと思います」。大歓声に後押しされるマウンド。攻めの気持ちでG打線と向き合い、4勝目をつかむ。