プロボクシングの世界王者で構成される世界チャンピオン会が19日、ファンと交流する「懇親の夕べ」を開催した。1952年5月19日、白井義男が日本初の世界王者になったことを記念した「ボクシングの日」に合わせて行われ、元世界2階級制覇王者ファイテ…
プロボクシングの世界王者で構成される世界チャンピオン会が19日、ファンと交流する「懇親の夕べ」を開催した。1952年5月19日、白井義男が日本初の世界王者になったことを記念した「ボクシングの日」に合わせて行われ、元世界2階級制覇王者ファイティング原田氏や元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏ら男女合わせて計41人の元世界王者が集結。200人以上が集まったファンらと交流した。
式途中では、能登半島地震の復興支援のために、新旧世界王者たちのサイン入りグッズのオークションが開かれた。4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)のサイン入りグローブが2個出品され、いずれも70万円で落札された。またWBC世界バンタム級王者中谷潤人(27=M・T)のサイン入りグローブは15万円、元世界王者が寄せ書きサインしたTシャツが5万円でそれぞれ落札されていた。
世界チャンピオン会の会長を務める元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏は「昨年2月、世界戦が行われた両国国技館で募金活動をしたのが1回目。今回もオークションで集まったお金をすべて能登半島地震の復興支援のために募金します」と説明していた。