SVリーグ男子の大阪Bが19日、大阪府枚方市のホーム会場であるパナソニックアリーナでファン感謝デーを行い、ファンと24~25年シーズン最後の交流を行った。イベント後には大阪B主将で日本代表ミドルブロッカーの山内晶大(31)が、日本代表活動…

 SVリーグ男子の大阪Bが19日、大阪府枚方市のホーム会場であるパナソニックアリーナでファン感謝デーを行い、ファンと24~25年シーズン最後の交流を行った。イベント後には大阪B主将で日本代表ミドルブロッカーの山内晶大(31)が、日本代表活動について言及した。

 東京、パリ五輪の日本代表に選出された屈指のミドルブロッカーは、今季もしっかりチームに貢献。主将としてもチームを引っ張り、レギュラーシーズン首位通過とアジア・チャンピオンズリーグ準優勝という結果を残したが「タフなシーズンで1位通過できたことは非常に良かった。プレーオフで勝てなかったのは悔しい終わり方でしたね」とシーズンの感想を語った。

 4月の日本代表選手発表では、登録メンバーの43人の中に名を連ねていた。昨夏のパリ五輪後には「Last Danceだから出し切れましたし、みんなで戦ったオリンピックはとても誇りに思います。2014年からの10年間の代表生活長かったー」と代表引退を示唆していたが、そのことについて問われると「ラストダンスになってもいいという覚悟であれだった。僕自身は代表引退という言葉を一言も口にしていない」と引退を否定。「僕が匂わせたのは間違いないけど、みんなが勝手に思ってるだけなのかなと」と苦笑いを浮かべた。

 ただ、今夏は休養に焦点を当てるつもりで代表活動は限定的になる見通し。「10年ぐらい学生の時から代表をやって、体にもガタが来ていたのでコンディションを整えることにウエイトを置いて。代表に行くタイミングになったらそっちで貢献できたら」と話した。