◇国内男子◇関西オープン 2日目(16日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)◇曇り永久シード保持者で69歳の倉本昌弘は1バーディ、3ボギーの「72」で回った。通算4オーバーで予選落ちが濃厚となった。杉原輝雄(68歳311…

◇国内男子◇関西オープン 2日目(16日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)◇曇り
永久シード保持者で69歳の倉本昌弘は1バーディ、3ボギーの「72」で回った。通算4オーバーで予選落ちが濃厚となった。杉原輝雄(68歳311日)を抜くツアー最年長記録(69歳249日)更新とはならず、ジャンボこと尾崎将司のみが達成しているレギュラーツアーでのエージシュートにも3打届かなかった。
「残念ですね。(予選を)通りそうな雰囲気はあったんですが、なかなかバーディが出ないのと取り損ねることも多いので」。510ydの前半2番(パー4)は2打目を右手前のバンカーに入れ、1.5mのパーパットも外してボギーをたたいた。
飛ばし屋有利のコースはパー70の設定。日本ゴルフツアー機構(JGTO)副会長は「パー72のところでやりたいなと思うが…」と渋い表情を見せる。それでも同組の生源寺龍憲やアマチュア下園航太(同志社大)のプレーに「ナイス」と声をかけて組を盛り上げた。

今季はここまでシニアツアー2試合、レギュラーツアー3試合に出場してきたが、レギュラーについては来年の「関西オープン」(大阪・茨木CC)がラストマッチになるという。「関西ゴルフ連盟が100周年なので出たい。それが私のレギュラーツアー最後」と明言した。
「今の僕のゴルフでは予選通過も時間が経てば経つほど難しくなる。そんな中で若者の1スポットを僕が取るわけにはいかない。どっかで自分がけじめをつけて若者に1スポットを渡していきたい」と前を向いた。(滋賀県日野町/玉木充)
<年長予選通過記録>
68歳311日/杉原輝雄/2006年「つるやオープン」
67歳217日/倉本昌弘/2023年「関西オープン」
66歳92日/尾崎将司/2013年「つるやオープン」
<エージシュート>
9アンダー「62」/尾崎将司(66歳91日)/2013年「つるやオープン」初日
1アンダー「70」/尾崎将司(70歳255日)/2017年「ホンマ・ツアーワールド・カップ」2日目