◇国内男子◇関西オープン 事前(14日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)69歳の倉本昌弘がイン9ホールで最終調整を行った。12日(月)は都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長として定例理事会に出席し、その日のう…

◇国内男子◇関西オープン 事前(14日)◇日野ゴルフ倶楽部(滋賀)◇7035yd(パー70)
69歳の倉本昌弘がイン9ホールで最終調整を行った。12日(月)は都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の副会長として定例理事会に出席し、その日のうちに滋賀へ。調子について聞かれると、「ゴルフの感触はきのうで全て終わりました。プロアマ戦(13日)のために来ました」とおどけた。
永久シード保持者で今季3試合目のレギュラー出場。予選通過を果たせば、杉原輝雄(68歳311日)を抜いてツアー最年長記録(69歳249日)を更新する。
「この試合だけじゃなく、予選は通過したい。予選通過ラインが上になると、なかなかいいゴルフをしても通過しづらい。逆に難しいコースの方が通過しやすい。『前澤杯』みたいなところだとしづらい。ここの方がしやすい」
同じパー70の設定ながら、総距離6652ydと短い設定だった4月「前澤杯」(予選カットなし)のMZ GOLF CLUBよりチャンスはあるとみる。同大会2日目には「71」で回り、エージシュートに2打及ばなかった。レギュラーツアーでエージシュートを達成したのはジャンボこと尾崎将司だけ。「69」以下で回れば2人目(3例目)の快挙となるだけに、こちらも記録達成に期待がかかる。
「今年はこれがレギュラー最後になると思う。後はシニアの方ばかりになる」。2つの快挙で90回目の節目の大会に花を添えたい。(滋賀県日野町/玉木充)
<年長予選通過記録>
68歳311日/杉原輝雄/2006年「つるやオープン」
67歳217日/倉本昌弘/2023年「関西オープン」
66歳92日/尾崎将司/2013年「つるやオープン」
<エージシュート>
9アンダー「62」/尾崎将司(66歳91日)/2013年「つるやオープン」初日
1アンダー「70」/尾崎将司(70歳255日)/2017年「ホンマ・ツアーワールド・カップ」2日目