◇米国男子◇マートルビーチクラシック 最終日(11日)◇デューンズゴルフ&ビーチクラブ (サウスカロライナ州)◇7347yd(パー71)ライアン・フォックス(ニュージーランド)が3人のプレーオフを制してPGAツアー初優勝を飾った。3打差4…

38歳のライアン・フォックスが初タイトルをつかんだ(Jonathan Bachman/Getty Images)

◇米国男子◇マートルビーチクラシック 最終日(11日)◇デューンズゴルフ&ビーチクラブ (サウスカロライナ州)◇7347yd(パー71)

ライアン・フォックス(ニュージーランド)が3人のプレーオフを制してPGAツアー初優勝を飾った。

3打差4位からボギーなしの「66」でプレー。バックナインに5バーディのうち4バーディを集中して通算15アンダーまで伸ばし、ツアー2勝のマッケンジー・ヒューズ(カナダ)、未勝利のハリー・ヒッグスとのプレーオフに持ち込んだ。

1ホール目の18番でグリーン右サイドのセミラフからチップインを決めて唯一のバーディ。ニュージーランド出身選手としては2015年「ザ・グリーンブライアークラシック」のダニー・リー以来となる優勝を遂げた。次週のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)のフィールドにも滑り込んだ。

DPワールドツアー(欧州ツアー)では23年の旗艦大会「BMW PGA選手権」を含めて通算4勝を誇る38歳。父・グラントさんは同国のラグビー代表「オールブラックス」を司令塔としてワールドカップ優勝にも導いた名選手だった。

単独トップから出たカーソン・ヤングは「73」とスコアを落として11アンダー13位。初優勝はならなかった。

久常涼は3バーディ、1ボギーの「69」で回り、5アンダー37位。金谷拓実は5バーディ、1ボギーの「67」で巻き返し、4アンダー45位で終えた。ともに次週全米プロに出場する。