◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 最終日(11日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6675yd(パー72)◇晴れ(観衆9752人)申ジエ(韓国)が2018年「LPGAツアー選手権リコーカップ」以来となる…

国内メジャー5勝目を飾った申ジエ。永久シードにあと1勝に迫った

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 最終日(11日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6675yd(パー72)◇晴れ(観衆9752人)

申ジエ(韓国)が2018年「LPGAツアー選手権リコーカップ」以来となる国内メジャー通算5勝目を挙げた。2打差2位から1ボギー「73」で回った。通算7アンダーで並んだ藤田さいきとのプレーオフを1ホール目(18番パ-5)で制した。

ツアーでは23年「アース・モンダミンカップ」以来の通算29勝目(米ツアーメンバー等の資格による2勝を含むと通算31勝目)となり、永久シード(30勝)獲得へ“王手”をかけた。

優勝賞金2400万円も獲得。生涯獲得賞金は14億715万8071円となり、14億円突破はツアー史上初の快挙となった。さらに37歳13日での勝利は2013年覇者の茂木宏美(36歳17日)を上回り、大会がメジャーに昇格した08年以降では最年長優勝だった。

優勝インタビューでは「きょうは母の日で本当に頑張りました。プロゴルファーになって20周年ですが、毎年多くの後輩が成長します。周りの選手たちと頑張っていきます」と話した。

単独首位から出た藤田さいきは体調不良の中、正規のホールを2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「75」でプレー。10年「日本女子プロ選手権」以来15年ぶりのメジャータイトルを逃した。

通算6アンダー3位にレギュラー1勝の葭葉ルミ。通算5アンダー4位に同7勝のイ・ミニョン(韓国)。同25勝の全美貞(韓国)が通算4アンダー5位で続いた。

ルーキーで19歳の荒木優奈が「69」で回り、下部4勝の山城奈々と並ぶ通算3アンダー6位。昨季韓国ツアー賞金ランク2位のパク・ヒョンギョン(韓国)は「70」で、ルーキーの都玲華セキ・ユウティン(中国)とともに通算2アンダー8位に並んだ。

畑岡奈紗は3バーディ、5ボギー「74」でプレーし、通算1アンダー11位。今季1勝の安田祐香佐久間朱莉、国内11勝の小祝さくららと並び、7年ぶりに参戦した地元大会を終えた。

前週優勝の菅沼菜々は通算2オーバー24位、前年覇者のイ・ヒョソン(韓国)は通算3オーバー29位だった。

<上位成績>

優勝/―7/申ジエ
2/―7/藤田さいき
3/―6/葭葉ルミ
4/―5/イ・ミニョン
5/―4/全美貞
6T/―3/荒木優奈山城奈々
8T/―2/セキ・ユウティンパク・ヒョンギョン都玲華

本当にお疲れ様でした 仲間の祝福 マッチ 16番棄権もあるかと思った 19ホール闘い抜きました わざわざ戻って取材に応じた