◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 3日目(10日)◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd(パー71)3打差4位から出た杉浦悠太が1イーグル5バーディ、2ボギー「66」で回り通算…

◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 3日目(10日)◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd(パー71)
3打差4位から出た杉浦悠太が1イーグル5バーディ、2ボギー「66」で回り通算13アンダー。ソン・ヨンハン(韓国)、ルーカス・ハーバート(オーストラリア)と首位に並んで最終日を迎える。
フィールドで唯一ノーボギーで回った予選2日間から一転、この日は開始1番でボギーをたたいた。しかし続く2番(パー5)ですぐにバーディを奪い、4番から3連続でスコアを伸ばした。「もちろんスコアを落とさないほうが良いけど、ノーボギーを目標にしたゴルフだとバーディがなかなか来ない気がする」と攻めの姿勢を貫いた。

「完璧」な一打が出たのは距離の短いパー4の16番。1Wで放ったティショットがピンそば2mについた。「距離的にはエッジまでかなと思っていたら、良い当たりがした。届いてくれって思ったけど、完璧でした」。パー4でのイーグル奪取に笑みがこぼれた。
前日まで頭を悩ませていたショートパットも復調。「なんで良くなったのかは分からないけど、今日は本当にラインがすごく読めていた」と3、4mのバーディパットを次々に沈めた。

今季は日本ツアーの賞金王を目標に掲げる。今大会はアジアンツアーの単独開催だが、頭にあるのは「優勝したい」という思いだけだ。「日本ツアーとは関係がないけど、良い位置で海外の選手と回れるのはすごくいい機会だし、そういうところで力を出せるようにしたい」。将来的には日本を出て海外で戦いたい23歳。今この瞬間を、その足掛かりにしていく。(千葉県横芝光町/石井操)