「中日5-4阪神」(30日、バンテリンドーム) 中日が同点の九回、まさかの形でサヨナラのチャンスを逃した。1イニング3アウトをすべてバントで失うという珍しいシーンだ。 同点の九回、先頭の細川が安打で出塁。犠打で二塁へ送った。木下は申告敬遠…
「中日5-4阪神」(30日、バンテリンドーム)
中日が同点の九回、まさかの形でサヨナラのチャンスを逃した。1イニング3アウトをすべてバントで失うという珍しいシーンだ。
同点の九回、先頭の細川が安打で出塁。犠打で二塁へ送った。木下は申告敬遠で一、二塁となったが、ロドリゲスは一打サヨナラの場面で投前へセーフティーバントを敢行。これが犠打となって2死二、三塁になった。
岡林は四球で歩き、満塁。もう打つしかない状況で、山本もセーフティーバントを敢行した。だが投前に転がり、桐敷が冷静にホームへ送球して3アウト。まさかの展開に本拠地バンテリンドームはざわついた。ベンチの井上監督は苦笑いを浮かべていた。
それでも延長十一回、1死一、三塁から代打・カリステがセンターへ犠飛を打ち上げ、今季初のサヨナラ勝ち。連勝で3&4月を借金1で通過した。