「デイリースポーツ杯争奪 ささはら賞競走」(30日、尼崎) 断然の人気を集めた1号艇の中村日向(26)=香川・122期・A1=が、インから逃げ切って、今年2回目、尼崎では2023年3月以来2回目、通算では7回目となる優勝を飾った。2着には…
「デイリースポーツ杯争奪 ささはら賞競走」(30日、尼崎)
断然の人気を集めた1号艇の中村日向(26)=香川・122期・A1=が、インから逃げ切って、今年2回目、尼崎では2023年3月以来2回目、通算では7回目となる優勝を飾った。2着には沢田尚也(滋賀)、3着には小野寺智洋(香川)が続き、3連単は2番人気の790円という順当決着だった。
完勝劇だった。インからコンマ04のトップSを決めると1Mを先マイ。グリップ鋭くBSを先行すると、後続艇を引き離して、3周を独り旅。2023年3月のルーキーS以来、2回目となる尼崎のVゴールを駆け抜けた。
初日から1号艇で登場した選抜戦を含む連勝発進でシリーズをけん引した。「前検から悪くなかったし、自分の調整をして良くなっていた」と直線を中心に磨き上げて白星を量産した。
2025年後期の級別審査最終日をVで締め、今年は出場10節で7優出V2として、A1ボーダーも余裕でクリア。2節後には地元・まるがめでの「SG・ボートレースオールスター」(5月27日~6月1日)が控える。SG2度目の参戦に「自分の走りができるように準備していく」と意気込む。デイリー杯制覇で得た勢いを持って大舞台でも突っ走る。