「ドジャース-マーリンズ」(29日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、1点を追う初回の打席で22年サイ・ヤング賞右腕サンディ・アルカンタラ投手から8戦38打席ぶりとなる7号先頭打者弾を放った。19日に第…

 「ドジャース-マーリンズ」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、1点を追う初回の打席で22年サイ・ヤング賞右腕サンディ・アルカンタラ投手から8戦38打席ぶりとなる7号先頭打者弾を放った。19日に第1子女児の誕生公表から10日目。今季自己ワーストを阻止する38打席ぶり、“パパ1号”となった。連続安打試合を4に伸ばし、4連勝を狙うチームを勢いづけた。

 大谷は19日に真美子夫人が第1子となる長女を出産したことを公表。「父親リスト」に入って2試合を欠場した後、20日から戦列に戻り、復帰4試合は打率・125(16打数2安打)と精彩を欠いた。しかし、26日のパイレーツ戦で今季初となる3長打を記録すると、前日の試合でも今季最速182キロの打球で二塁を陥れるなどして2安打。前日の同カードでは初回に右前打を放って3戦連続安打。第2打席以降は走者を置いた場面で3打席連続四球を記録し、チームのサヨナラ勝利に貢献した。本塁打こそなかったが、直近3戦は11打数6安打、3二塁打、1三塁打と持ち味を発揮し、復調の兆しを見せていた。

 この日は試合前のフィールドでキャッチボールを行い、二刀流調整した。