プロバスケットボール男子の佐賀バルーナーズは27日、りそなグループBリーグ1部で大阪エヴェッサに106―82で快勝、佐賀市のSAGAアリーナでの最終戦を今季最多得点で飾った。 今季はけが人が続出したこともあり、ホームで13連敗するなど西地…
プロバスケットボール男子の佐賀バルーナーズは27日、りそなグループBリーグ1部で大阪エヴェッサに106―82で快勝、佐賀市のSAGAアリーナでの最終戦を今季最多得点で飾った。
今季はけが人が続出したこともあり、ホームで13連敗するなど西地区8チーム中7位(通算22勝36敗)と低迷した。宮永雄太ヘッドコーチは「何が原因かわからないが、ホームの勝率が悪いのは頭にあった。最後に集大成をみせられたのは、選手が我慢しながらトライし続けてくれた成果」と振り返った。この日は7099人の観客が集まり、20得点を挙げた金丸晃輔選手(36)は「苦しい時期が長く、そんな時でも会場に足を運んでくれたファンに支えられた」と感謝した。
試合途中の企画の一つでコメ40キロ分を贈られた佐賀市の小学4年生は「ダンクシュートなどがすごい」と選手のプレーに目を輝かせ、一緒に応援に来た母は「お米は高く、(子どもの)食べる量が増えてきたので助かる」と笑顔だった。(森田博志)