「ウエスタン、ソフトバンク2-6阪神」(29日、タマホームスタジアム筑後) 真正面に力強くはじき返した打球で、チームを活気づけた。今季初降格となった阪神・高寺が、即スタメン出場で中前適時打をマーク。「試合勘をしっかり戻して、結果プラス内容…

 「ウエスタン、ソフトバンク2-6阪神」(29日、タマホームスタジアム筑後)

 真正面に力強くはじき返した打球で、チームを活気づけた。今季初降格となった阪神・高寺が、即スタメン出場で中前適時打をマーク。「試合勘をしっかり戻して、結果プラス内容を良くしていけるようにやっていきたい」と再昇格へアピールした。

 1点を追う三回1死一、三塁。高めに浮いたカーブを捉えて一時は同点とした。それでも凡退した他の4打席を振り返り「打席内容は悪いので、全然ダメでした」と猛省した。

 高卒5年目で自身初となる開幕1軍をつかんだが、出場5試合で無安打2三振と結果を残せず、28日に登録を抹消された。1軍では「積極的にいけなかった」と持ち味を発揮できなかったことを悔やんだ。

 「ファーストストライクをしっかり仕留めるというところはずっとやっていきたい」。これまでの取り組みを継続していくと誓った。最短昇格は5月8日からとなる。「それが一番ですけど、一日、一日しっかりやっていければいい」。内容の伴う結果で1軍へ返り咲く。