「東京六大学野球、明大8-1慶大」(28日、神宮球場) 3回戦2試合が行われ、明大が慶大に8-1と快勝し勝ち点2を挙げた。今秋ドラフト候補の小島大河捕手(4年・東海大相模)が今季1号3ランを放つなど3安打の活躍。最速150キロ左腕・毛利海…
「東京六大学野球、明大8-1慶大」(28日、神宮球場)
3回戦2試合が行われ、明大が慶大に8-1と快勝し勝ち点2を挙げた。今秋ドラフト候補の小島大河捕手(4年・東海大相模)が今季1号3ランを放つなど3安打の活躍。最速150キロ左腕・毛利海大投手(4年・福岡大大濠)が7回無失点、12奪三振の快投を見せた。早大は法大を下し勝ち点2を獲得。エースの伊藤樹投手(4年・仙台育英)が現役最多タイに並ぶ16勝目を挙げた。
目覚めの一発となるか。アマ野球界屈指の「打てる捕手」と呼び声高い小島河が今季1号。3投手をリードし計15奪三振1失点と仕事を果たした。
「なかなかヒットが出ていなかったので、何とかチームに貢献する一打を打ちたいなと、いつも通り強くスイングすることだけを意識しました」
3-0の五回2死一、二塁だ。昨夏の大学日本代表でチームメートだった外丸に対し、1ストライクからの変化球を完璧に捉え右越え3ラン。この試合まで低調だったが「ボールをちょっと上から見るようにした」と好結果の要因を明かした。
15年連続でプロを輩出している明大。一つ先輩の楽天ドラフト1位・宗山からは「今まで近い存在だったが、本当にすごい選手だったんだなと…」と刺激を受けている。自身も「高い順位を狙える選手になりたい」と小島河。会心の一発から波に乗る。