「ドジャース9-2パイレーツ」(27日、ロサンゼルス) ドジャースの先発、タイラー・グラスノー投手が右肩の違和感により1回、17球を投げた後に緊急降板した。前回、20日のレンジャーズ戦では両ふくらはぎにけいれんを発症して五回途中で緊急降板…
「ドジャース9-2パイレーツ」(27日、ロサンゼルス)
ドジャースの先発、タイラー・グラスノー投手が右肩の違和感により1回、17球を投げた後に緊急降板した。前回、20日のレンジャーズ戦では両ふくらはぎにけいれんを発症して五回途中で緊急降板。先発の柱として期待されていた右腕が2登板連続でアクシデントに見舞われた。
試合後のロバーツ監督は「長期的な心配はない」と前置きし「今後数日間で状況がどうなるかはわからないが、短期的な展望についてはもう少し明確な答えが得られると思う。ただ、チーム全体がもどかしさを感じている」と険しい表情で話した。
ドジャースの先発陣はサイ・ヤング賞2回のスネルが2試合に登板した後に左肩炎症により負傷者リスト入り。災難続きの右腕の離脱の可能性について指揮官は「確かにその可能性はある。チームとしても、彼がマウンドに立つ時に自分自身の最高の投球ができると感じられる状態に持っていく必要がある。その状態に達するまでは、IL(負傷者リスト)について話し合うことも選択肢のひとつになる」と話した。
チームは不測の事態に見舞われながら連勝で同一カード勝ち越し。あすから始まるマーリンズ3連戦の先発投手が第1戦がメイ、第2戦がオープナー、第3戦が右肘手術から復帰を目指すゴンソリンになると明言した指揮官。先発陣の離脱により大谷の投手復帰時期が早まる可能性について問われると「それは全くない。翔平の調整プロセスは別で進められている。週ごとに状況を見ながら判断する形になると思うが、正直なところ、具体的なことはまだ分からない。ただ、他の投手の状況が翔平のプログラムに影響を与えることはない」と言い切った。